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2019.11.28 ビジネス
IoTという言葉が国内で広まり始めたのは今から5年前ぐらいだと思いますが、イマイチ当初の予想のように広がっていない印象を受けている人も多いのではないかと思います。
しかしながら、
・ハードウェアの進化・低価格化
・通信方式の多様化
・IoTプラットフォームの多様化 など、
ようやく国内でもIoT普及の準備が整いつつあり、普及が本格化するのではないかと個人的には思っています。
そしてこれからIoTを普及させるために解決しなければならない要素の一つとして挙げられるのが、
「ハードウェア設置・メンテナンスコストの削減」だと思います。
IoTの導入には必ず現地にビーコンやセンサー、ゲートウェイなどのハードウェアの設置をする必要があるのですが、現在はその設置やメンテナンスコストが高いためIoT導入に踏み切れない企業が多数存在しています。
では、なぜ設置コストが高いのでしょうか?
その主な理由は以下のとおりです。
・全国対応のできる大手の電気通信工事会社は、旧来からの「多重下請構造」になっており高コスト体質
・電気通信工事業界はデジタル化が遅れており生産性が低い
・特殊技能や資格などが不要な小型設備設置などの簡易作業でも、人件費の高い技術者が作業を行っている
などです。
そこで弊社はこの問題を解決し、日本全国で大量なIoT機器を安く・早く・安全に設置・メンテナンスできる仕組み作りに取り組んでいます。
例えば、
・多重下請を減らすために弊社から直接作業会社に発注するための工事会社ネットワークの構築
(詳しくはこちらのページをご覧ください)
・現場の作業員や事務所内の管理者の作業のデジタル化(IT、AI、RPAなどの活用)
(デジタル化の事例はこちらのページをご覧ください)
・特殊技能を必要としない簡易作業に対応してもらう作業員(作業会社)ネットワークの構築
などです。
この取組は現在順調に進んでおり、全国で多種多様なIoT案件が増えてきました。
発注者様からも「Basisと専属契約をしたい!」などのお声も頂いており、今まで弊社がインフラ業界で培ってきた、
・設備設置や監視、メンテナンスの実績
・プロジェクトマネージメント力
・現場対応力
・IT力
などが評価されてきていることを実感しています。
来年は2020年を迎えるわけですが5Gもスタートし、IoTの普及が本格化することが予想されます。
弊社はこれから広がるIoT社会のインフラを創り・守ることで今まで以上に社会に貢献していきたいと思います。