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2024.11.12 お知らせ
インフラテック事業(モバイルエンジニアリングサービスおよびIoTエンジニアリングサービス)を手掛けるベイシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村公孝、証券コード:4068、以下ベイシス)は、2024年6月期通期決算発表日から2024年10月末までの間に、投資家の皆様より頂戴したご質問とその回答をまとめた質疑応答集を公開いたします。
回答内容については、時点のずれによって多少の齟齬が生じる可能性がありますが、直近の回答内容を最新の方針として記載しております。
1 営業利益について
Q.2026年6月期までの中期経営計画を策定していますが、営業利益は達成できるのでしょうか。
A.中期経営計画に掲げている営業利益目標は、次の取り組みを進めることで達成できると考えております。
売上総利益率の改善に向けて、公正取引委員会が公表した「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」を踏まえ、お客様と価格交渉に関する取り組みを進めております。現時点では、比較的前向きな反応をいただいております。
また、ベイシスの第三の柱として育てているITエンジニアリングの案件については、単価および利益率が相対的に高いため、引き続き当該領域の案件獲得にも注力しております。
労務費の適切な価格交渉・ステークホルダーマネジメントへの取り組み
https://www.basis-corp.jp/information/news/1045/
2 モバイルエンジニアリングサービスについて
Q.モバイルエンジニアリングサービスの展望について教えてください。
A.引き続き通信キャリア各社は投資抑制をしているものの、既存通信インフラ等の維持のために運用監視、保守業務の需要が一定数存在するため、2024年6月期のような業績の悪化は下げ止まると見込んでおります。
3 現場管理クラウド「BLAS」について
Q.BLAS自体を積極的に販売する考えはないのですか?
A.BLASは、機器設置における設計、工事、設置、運用監視、保守までを一貫して提供するBPaaS(※1)の基盤としてご活用いただくことを想定しております。
つまり、ベイシスはBLAS単体のライセンス収入を増やすことだけを目的としているわけではなく、BLASをプラットフォームとして利用していただきながら、BLAS上でお客様が管理している現場業務をベイシスが支援し、将来的には当該現場業務そのものも含め弊社で包括的に請け負うことで、顧客単価の大幅な向上を目指しています。お客様にBLASを導入していただくことで、単に個別サービスの提供でなく、現場管理業務も含め包括的なソリューションとして提供することが可能になるため、お客様のDX推進にも大きく貢献できるものと考えております。
注釈(※1):BPaaSとは
BPaaS(Business Process as a Service)とは、業務プロセスを外部企業へアウトソーシング (BPO)し、クラウド上のソフトフェア(SaaS)を使って、業務効率化を実現するサービスのこと。
〇ベイシスについて
ベイシスは「ICTで世の中をもっと便利に」を企業理念に掲げ、テクノロジーを駆使しながらデジタル社会のインフラを創り、支える「インフラテック事業」を行っています。通信・電力・ガス等のインフラ事業者様に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービスおよび各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。
https://www.basis-corp.jp/
〇ベイシスのサービスご紹介
IoT機器の設置にお困りの方は、以下リンクのプラットフォーム「スマセッチ」をぜひご覧ください。「スマセッチ」は、IoT機器などを活用したスマートインフラを構築する際に、機器の取り付けや施工の工程管理、施工後の運用・保守を依頼可能なプラットフォームです。
https://smasetchi.com/
〇IRメールの配信登録ご紹介
IRニュースや最新情報をメールで受け取りたい方は、以下のリンクもしくはQRコードからお申し込みください。
https://www.magicalir.net/4068/mail/index.php
〇代表取締役社長 吉村公孝のXアカウントご紹介
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以下のQRコードもしくは「吉村公孝@ベイシス社長」「@yoshibasis」で検索ください。
以上